かいてらすは、正しくは、「山梨県地場産業センター」といいます。
でも、「かいてらす」の方が優しい響きで私は好きです。
地場産業センターというだけあって、県内産業の主要な店舗の商品が一堂に会しています。

入り口を入ると右側に食品の土産類、主要なワインや日本酒の展示や販売そして試飲のコーナーがあります。
ただし、コロナウイルスの関係で、現在はまだ試飲はストップしています。



現在は試飲ができませんが、本来は次画面のような感じです。
持ち回りで、各ワイン会社から人が派遣され(右端の男性)、正面冷蔵庫の中のワインを「無料」で試飲させてくれます。
飲みたいメーカーの飲みたい銘柄をいうと飲ませてくれるんですよ。
ワインメーカーの方なので見識が広く、ワインのことを色々教えてくれます。

今年のヌーボーはどうでしょうか。。。
試飲できるといいのですが、まだ無理っぽいです。
ちなみに、この画像は2018年のヌーボー祭。
これが試飲コーナーの前にド~ンとあって、試飲してみたいワインを選ぶことができます。

今年(2024年)は試飲はできないかもしれませんが、ヌーボー祭はあると思うので、お出かけください。
例年11月3~6日頃からしばらくやっています。
山梨は宝石の町です。
その昔、昇仙峡では水晶がよく取れました。
かいてらす入り口には、すっごく大きな水晶が展示されています。
綺麗な結晶のまま育った感じで、こんなのがきっとゴロゴロあったんですね。

入店するとすぐに、山梨県の優れた名工の紹介と商品が展示されています。

上のジュエリーマスターを拡大してみますね。

宝飾業界で「宝石加工・宝石説明・デザイン・宝飾加工」の技術を持った人は、学科試験や実技試験を経てジュエリーマスターの資格を取ることができるのです。
その方たちの作品や経歴、ホームページが紹介され、気に入った方に商品の注文ができるしくみです。


また、現在は水晶が採れなくなっても、優れた技術は残っているので、全国から宝石加工の依頼が多く集まっています。
それもあって、山梨には宝石店が多いんですよ。
かいてらすの正面奥には、たくさんの宝石店が並び、ショーケースの中は見事です。

すぐに目を見張ったのはこちら

この値段なのですから、本物のダイヤではありません。
でも、キラキラと輝くさまが半端ない!
ダンシングストーンと言って、山梨生まれの「特許取得技術」なんですって。

この絵のように、宝石を横で2点止めをしているのです。
なので宝石が宙に浮き、キラキラうごめく

そのほかピアスやブレスレットなどのアクセサリーや数珠などもあり、年齢を問わず楽しめると思います。
店内左にあるのは甲州印伝。
甲州印伝というと、印傳屋が有名ですが、そのほかの印伝メーカーの品もそろっています。

印伝製品は私もいくつか持っていますが、品がよくて素敵です。
あと、面白いところでは、瓦

山梨は硯の技術や、印鑑産業も盛んなのです。
「掘る」ことが好きなんですかね。
それから「富士山農鳥」のネクタイとか、

このサイトのサイドバーでもご紹介をしている「甲州織」の傘
1本何万円もするものもあります。

まだまだご紹介したいものはたくさんあるのですが、この辺で。
皆さんもぜひ山梨に来たら寄ってみてくださいね。
■住所 〒400-0807 山梨県甲府市東光寺3-13-25
■駐車場 無料(大型バス10台、普通車290台)
■問い合わせ ☎055-237-1641
■休館日 毎月第4火曜(祝日の場合翌水曜)
■アクセス
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